怒りについて。ギリシャ神話を通した火星のエネルギー使い方は、アレス的かアテナ的か。

   今までギリシャ神話って、ゲームの影響で「うろ覚えで知ってる程度」だったんですが、西洋占星術の世界に入って星座神話関連をちゃんと知ると、結構奥深いものだと感じています。


    当時、大学受験で美術予備校通っていたとき、 よく石膏デッサンでマルス(アレス:注1)をよく描いていました。ギリシャ神話なんてよく知らなかったです。(注1※アレス→英:マーズ、羅:マルス)

  ある先生から、デッサンのアドバイスで、感動して描くことを伝えたかったのか 「このマルス、美しいでしょ?かっこいいでしょ??変態(ある意味振り切っている人)じゃないとこんなの作れないよ!作者の思いも含め、感じるの!」なんてこと語っていたのをふと思い出します。

  ただ描くんじゃなくて、調べれていればもっとデッサン楽しかったんじゃないかと、ギリシャ神話の面白さを知った今、思います。  担当していた彫刻の先生から「マルスの胸板のパーンとしている張りをかっこよく描こう!」ってよく言われていたので、マルスの胸板をめっちゃ見てたのはいい思い出です。  


(出典:Amazon


 ギリシャ神話にアレス(マルス)言えば戦争の神様ですが、
ともう1柱に戦争の神いますよね。
そう各都市(ポリス)のアイドル的存在、女神アテナです。


 どちらもゼウスから生まれていますが、ただちょっと女神だけ特殊。


  女神メティスを丸呑みしたのち、頭痛で痛むゼウスの頭かち割って出てきた、
 完全装備の成人女性アテネ。なんともエキセントリックな登場の仕方です。 
アレスは普通にゼウスとヘラの間に生まれているっていうのに! 


  そんな権能まるかぶりの2柱ですが、仲は良くありません。
 神話では、アテナはアレスに対して こんな野蛮な男と一者にされたくない!
と言わんばかりの嫌がりっぷりです。 
「この煩わしい犬ハエが。」など、なんともパワーワードを彼にぶつけています。
 唾を吐くような勢い。 


西洋占星術では、アレスは火星(怒り、行動力、闘争心、決断力、ets)に対応していますが、
アテネもセットで見ていくとなかなか面白い!



<強いはずの軍神アレスは宇宙一弱い>


 アレスは、荒々しく破滅的な面を象徴する軍神です。
 気性が荒々しく血を見ないと気が済まない破壊神です。
 ただただ私利私欲的に争いをすぐおっぱじめます。 
そのため「野蛮だ!」と古代ギリシャ人に嫌われアレスだったこともあり、 
戦歴的に見てほぼ勝ったとのない公式設定のアレスです。 
  父ゼウスと母ヘラからも嫌われてしまいます。 
かまってくれるのは、叔父のハデス。


そんな彼のの神話によくある展開が、「軍神なのにボッコボコにされる」パターンです。ある時、地上の戦争に参加していると、軍神でありながら人間に脇腹をザックリ刺さされ、兵士1万人分の悲鳴を上げつつ敗走。父ゼウスに泣きついて曰く、
  アレス「おやじ!見てくれよこの血!あの人間まじありえねぇ、逃げるのが遅かったらメッタ刺しにされて生きる屍になってたかもしれねぇ!」
  ゼウス「私の前でメソメソ泣くな、この無節操の軟弱者が。全てのオリンポスの神々のうちで、私は一番お前が嫌いだ。お前が好きなことと言ったら争い、戦争、ケンカばかり。お前は・・・(以下延々ゼウスの説教)」
  またある時は巨人族に敗北したあげく鎖で繋がれ、地上の青銅の甕(かめ)の中に13ヶ月も閉じ込められた。神々が「そういえば最近、アレス見ないなぁ・・・」と思っているうちに死にかけているのでした。
  あるいはヘラクレスに敗北して天界まで追い回されたし、同じ軍神アテナには何度も敗北をしています。 
(一部抄訳)
  このようにアレスは極めてネガティブなイメージが描かれることが多い神様です。というのも彼は同じく軍神であるアテナと違い、戦略や正義や秩序とは無縁の、残忍で獰猛殺戮を好む破壊神だったからです。彼は戦いのために戦いをし、戦争の火種をばらまき、人々を殺すのが大好きでした。  古代ギリシャ人は彼が好むような秩序のない戦争は野蛮視していたので、その崇拝や神殿もそれほど多くはなかったというわけです。 

 (一部引用:古代ギリシャのリアル 第2章 ギリシャ神話の世界ー②オリンポス12神とその履歴書) 


 破壊的に怒りのエネルギー(火星のエネルギー)を使うと、いいことがあまりありません。 
ハデス(冥界の王)が構ってくれるのは、色んな意味では死に直結するからです。 
どちらかが勝つということは、どちらかが負けること。
 例えば、鏡の法則があります。キリスト的にいうと「汝、敵を愛せ。」
 日本神話的には、天照の三種の神器の鏡。そう、他人と自分は鏡。
 戦争で勝利を手にしたとしても、心や精神では敗北をしてしまいます。 


リチャード・ゲイブリエル 「今世紀に入ってからアメリカ兵が戦ってきた戦争では、精神的戦闘犠牲者になる確率、 つまり軍隊生活のストレスが原因で一定期間心身の衰弱を経験する確率は、敵の銃火によって殺される確率よりつねに高かった。」 第二次世界大戦中、軍務不適格と分類された男性は80万人に昇る。 このようにあらかじめ精神的・情緒的に戦闘に不適格な者を除外しようとしたにもかかわらず、 アメリカの軍隊は精神的虚脱のためにさらに50万四千人の兵員を失っている。 98%もの人間が変調をきたす環境、それが戦争なのだ。 そして狂気に追い込まれない2%の人間は、戦場に来る前にすでに正常でない。 すなわち生まれついての攻撃的社会病質者らしいというのである。
 (一部引用:「戦争における人殺しの心理学」 デーヴ・グロスマン著 ”戦争は人に残酷な結果を与えるだけ”)


 最近よく自分がよく耳にするのが、Twitterやネットの論破マウントです。 
会って互いが建設的にいい方向へと話し合うような議論ならいいですが、 
ただただ理路整然と理屈だけ述べ、時間差でメッセージを言い合うことが果たして論破でしょうか。
Twitterでは150文字という短い文で治ることでしょうか。 自分は疑問です。
それに、そこには時間差が生まれます。時間差が生まれると、話の焦点がずれやすくなり、ただ言ったもん勝ちになるだけな気がします。


 競争でも、
 ラップみたいに、その場でたがいに向き合って、リリック交わし合うお互いを磨き高め合うような関係が建設的な気がします。これぞライバル! 

(出典:公式サイト


他、早口で捲し立てる言葉のマウント。立場的のマウント。 男の人で弱っている人や弱い立場の人に対して怒鳴ったり、 嫌味を言ったりすることが多い。 女の人もいるけど、男の人が多い印象です。



 医者がこれやっちゃいけないでしょ。っていうことが、昔ありました。
 ある検査を受けたくて紹介状を書いてもらうのに、
 近くの心療内科に行っってきたことがあっのですが、
 パッと見て「あ・・・この人癖ありそう・・・。でも印象で決めつけちゃあイカン。」
と思いお話ししました。するとびっくりです。 
お医者さんが学歴マウントをとってきたんです。


 ざっくり覚えている内容としては、
 どこどこ大学(医学部では有名大学)出身で、
自分も人見知りで大変だったんですよ〜(言葉の発音強め)。
 なので患者さんに、向き合いますよ〜。とっ言って直後、人の話を聞いていない。 


 頑張ってきたを自分褒めて欲しいのか、自語りの時、すごく言葉が強い。 
しかも、患者(お客さん)に対して自分を大きく見せてくる「僕偉いでしょ!」と言わんばかりの態度が「おおお・・・(引き気味)」と思いました。


  あぁ〜患者使って自己承認満たしてるなこれと思い、 2度ときたくないなって思いました。
(1回きりだったのでいいんですが。)


 自己承認欲求は、人間なので、当然あるものでいいのですが。 
でも立場と状況だと思おうんです。 
プライベートで許してもらえる、甘えられる彼女にならしてもいいと思いますが、
仕事でのお客さんに対しての、精神科医でそれわアカン。
 医者に来るお客さん(弱っている人)にやっちゃってたら、アカンと感じました。 


 こういうふうに私利私欲、満たされない気持ちから 暴走している怒りのエネルギーを向けて承認欲求を満たす+学歴マウントまたは精神的言葉のマウントを向けてしまう例でしたが、
ここでアレスを思い出してください。


 火星(アレス)って自己アピールや積極性もあるんですよ。
 自分の欲求のままに、イライラするから相手にぶつけると、 
無意識に手短の弱いものにエネルギーをぶつけに行っている。 


少しのことで周囲に突っかかったり、関係のない人間に怒りをぶつけたり、 一言叱れば済むことをいつまでもネチネチと続けるような人間です。
  全ては八つ当たりですね。  八つ当たりは怒りの対象を履き違えている状態でした。
  ということは、世の中にそれだけ対象を失った怒りの感情が居座っていることになります。
  このことと、怒りを否定的に考える風潮は無関係ではないような気がします。 
 (腹がったたら怒りなさい 人と人との人間関係雨をこわさない怒り方 第1章正しく怒る人は、正しく理解される 一部引用) 



<感情的になるときほど、より冷静に> 


 一方、アテナですが 彼女はキャリアウーマンであり、英雄(男)を導くあげまんです。
 うわぁ、めっちゃ英雄(男)使ってるって思いましたよ。
 特に肩入れした都市(ポリス)と英雄中心に。


 アレスと違い、 
知恵を司り戦略や兵法を使って戦う軍神であり、 
正義や秩序を保つ象徴でもあったため、 古代ギリシャ人からはある意味アイドル的存在でした。
 みんな自分の都市(ポリス)が一番アテナに愛されていると主張するほどです。


  アテナ誕生話でも言いましたが、 お母さんの女神メティス(知恵・叡智)から授かったアイギス(山羊座:社会的結果を重視する)を身に纏い完全装備で生まれてきた(全て整った状態で、生まれたばかりの純粋さを兼ね備えている)。彼女をよく物語っていますね。
 あと、彼女は処女神!!


 カバラをよく見てください。
 ゼウス(4・ケセドの対応惑星は木星)の上に知恵があります。 
ゼウスの頭を割って出てきています。(知恵は上にあります。)

  アテナがあげまんなのも、
 陰陽のバランス的にも合っています。
 女神(陰)が英雄(陽)を動かす。陽は陰がいるおかげで活発になれる。
 そう彼女は成人男性社会の古代ギリシャ人にっとって、良いあげまんです。


  さっきも言った通り、彼女は決して自ら行動はしません。
 神話では大体、英雄をとうして自分を表現しています。 動くのは自分じゃなく周囲です。 
陰陽でも言いましたが、陰は静です。自ら動かない。
 陽が動なのでアレス(男)は自ら動くのですが。彼女は動かない。 


 アテネのようにある程度理性的にコントロールすることしても、動かないと意味がありません。
(動くからころエネルギーは流れ始めます。)
自ら本能のまま行動する、アレスの行動力が必要になります。 


  エジプト神話近い話がああります。
 戦争・争いの神であるセト神です。 
彼は一様男なのですが、エジプト末期に彼が妊娠するという文献が追加されています。
  イシスの策略(悪巧み)で息子ホルスの種を彼が大好きなレタスにかけます。
 レタスが大好きすぎて、嫌がらせに気がつかずムシャるセト神。
 後日、裁判にかけられた時に妊娠を疑われます。 
(ちょっ、神話は話の内容がめちゃくちゃすぎる!笑)


 それは彼が両方の性質を持っていると表現しています


  この陰陽論的な見方や神話を通して、 
西洋占星術の火星(力)のエネルギーは、
個人天体でバイタリティ、怒りや行動力といった強いエネルギーを表します。
使い方次第でいい方向にも、破壊的な悪い方向にも進むみます。


感情的なほどより冷静(アテネ)に判断して行動(アレス)をすることを
1つ物語っているのではないでしょうか。 



<上からの光を受信する脳> 


 人間の頭(脳)はカバラの図を見るとおり 
上(高次元)から送信されてきたものを受信する機能があります。
 脳はその他に生物学的に感情をコントロールする働きなどします。
 ご存知の通り、人間としての機能を備えるネットワークです。  



(出典:セフィロトの話)(出典:サンジュネス


 脳またはチャクラで言うクラウンに対応するセフィラーが、
ケテルなのです。上から無限の光が注がれ、情報をキャッチしています。 
例えば、インスピレーションが湧くって言うでしょ。


  感情や、感動、感覚的なことは、 胸に手を当ててハート(心、セフィラーでは6のティファレットです) が大事って言われますが、 
感情コントロールや考えは頭からくのです。
 科学的にも、そうですよね。 


 そして、ケテル(善)からティファレット(美)に繋がりをみいると、 ティファレットはほぼ全てのセフィラーに繋がっていつので、 「善=美」を彫刻をとうして表現しようとした古代ギリシャ人の考えが伺えますね。


  上と繋がっていることを1つ図で表しているのがカバラですが、 
人間としての器(地球からの借りている肉体)を通して、
私たちは人生を通して”体験”をしています。




 ダアトについて因みにですが、
時々見るカバラの画像では対応が土星とになっていることが多いです。 
ですが私は 隠れた知識でを表すダアトの対応は冥王星だと思っています。


ギリシャ神話の冥界の神が持っているアイテムはなんだったでしょうか。
 そう、「隠れ兜」です。
太陽系と銀河系の境目にある冥王星のポジションならではです。
 あっちとこっちの深淵を垣間見ることでしょう。 




<頭を叩くことが何故いけないのか>


  脳のエラーが起きると、人間としての器にもエラーが起きます。
 現実世界で生きていくことが大変になります。
 上からの光を受け取ってくれるケテル(脳)が閉じかねないのです。


  脳による損傷で人格が変わってしまった事件について、 有名人物ではファニアス・ケージではないでしょうか。 
彼は事故前の彼は大変真面目に働く青年でした。
ですが、仕事現場の爆発事故で槍のような棒が頭に突き刺さってしまう事件が起こります。
手術は成功しますが、前頭葉の損傷による大事故により彼の人格は大きく変わってしまいます。
暴言吐きまくりのすごっごい乱暴者になってしまいます。  


「発作的で、無礼で、ときお りひどくばちあたりな行為に走る、自分の欲求 に相反する束縛や忠告にがまんがならない、どうしようもないほど頑固になったかと思う(図1)文献を参考に当院で描画ⓒ2016A.Yoshimura と移り気に戻る、優柔不断で、将来の行動をあれこれ考えはするが、計画を立ててはすぐにやめてしまう。」といった様子が見られるようになり、彼の友人や知人からは「もはやゲージではない」と言わしめるほどの人格と行動の根本的な変化を及ぼしたことによって知られています。

 フィネアス・P.ゲージの症例を糸口にして前頭前野は、人間性・社会性・知性機能に関わりを持っていることが初めて示されました。 近年では、前頭前野が損傷を受けると、身体機能や認知機能は保たれますが、遂行機能障害、衝動的行動、情動障害、柔軟性欠如、暴力的行為、動機付け低下、社会的認知・行動障害が出現することがあると報告をされています。 

 (一部引用:第5,6回「前頭葉について 〜1,2〜」 | 医療法人社団 敬仁会 | 桔梗ヶ原病院)


 脳の影響には虐待もあります。
物理的にも精神的にもです。
精神というとなんだかよくわからんと思いますが、
暴言や罵声など、言葉の暴力です。 
神道では言霊と言いますが、 
言葉は相手を縛る呪いにも、傷付ける武器にもなるのです。


「生まれてこなければよかった」「死んだほうがましだ」など,暴言を受け続けると,聴覚に障害が生じるだけでなく,知能や理解力の発達にも悪影響が生じることも報告されている。言葉の暴力は,身体の表面には傷をつけないが心や脳に傷をつけることを看過してはならない。 
 (一部抄訳)
  一般に体罰は「しつけ」の一環と考えられているが,驚くべきことに「体罰」でも脳が打撃を受けることがわかった。厳格な体罰(頬への平手打ちやベルト,杖などで尻をたたくなどの行為)を長期かつ継続的に受けた人たちの脳では,前頭前野の一部である右前頭前野内側部の容積が平均19.1パーセントも小さくなっていた(Tomoda et al,, 2009)。この領域は前頭前野の一部で,感情や思考をコントロールし,犯罪抑制力に関わっているところである。さらに集中力・意思決定・共感などに関わる右前帯状回も,16.9パーセントの容積減少がみられた。物事を認知する働きをもつ左前頭前野背外側部も14.5パーセント減少していた。 これらの部分が障害されると,うつ病の一つである感情障害や,非行を繰り返す素行障害などにつながると言われる。体罰と「しつけ」の境界は明確ではない。親は「しつけ」のつもりでも,ストレスが高じて過剰な体罰になってしまう,これが最近の虐待数の増加につながっているのではないかと思われる。 

 (一部引用:心理学ワールド 80号 罰 体罰や言葉での虐待が脳の発達に与える影響 | 日本心理学会 ) 



 脳が傷つくと感情がコントロールできずに、
 アレスのように無秩序な荒々しい暴力に発展しかねないのです。
 都市国家の中心にアレスではなく、アテナを置く古代ギリシャ人の 考えがわかりますね。


  脳はネットワークであり、上からの光またはエネルギーを受信しています。 
それだけではありませんが、脳は物質世界である現実世界を、
 自身の意志で生きていくためにコントロールする意味で大事です。


  そんな中、機能が低下したら、
 回復のためには治療が必要なんです。脳や心のに回復に。
 一般の日本人が軽視しがちな、心理療法やカウンセリングって大事なんです。


  軽度の落ち込みや、不安、心の問題は 心療内科やメンタルクリニックは行きにくいかもしれませんが、 早めに受診することが本当はいい。
 精神科医の先生も言っています。 早めにきてくれると早期発見になると。


  心理士による対話から自分を見つめ直すカウンセリングや、 傷ついて社会生活が困難な状態だからこそトラウマを癒すために セラピーが必要なのです。 



 しかし脳の傷は決して治らない傷ばかりではない。環境や体験,ものの見方や考え方が変わることで脳も変化する。子どもの脳は発達途上であり,可塑性という柔らかさを持っている。早いうちに手を打てば回復するであろう。そのためには,専門家によるカウンセリングや解離に対する心理的な治療,トラウマに対する心のケアを,慎重に時間をかけて行っていく必要がある。トラウマによる傷つきが回復するのに必要なことは,子どもでも大人でも,基本的に同じである。安心・安全な環境,自分に起きていることの理解(心理教育),過去の体験と感情を安全な場で表現する,そして健康に生きるためのライフスキルを習得することが重要である。
 (一部引用:心理学ワールド 80号 罰 体罰や言葉での虐待が脳の発達に与える影響 | 日本心理学会 ) 



<じゃ、怒りはいけないのか?>


 アレスはなかなか情が深い面があります。
息子や娘、恋人のピンチには駆けつけて戦う! 
守るために身を投じ戦うのです!
よっ!切込隊長!


 アテナも都市国家の守護神です。人々を守るために戦います。
ある意味司令塔です。


 火星の怒りエネルギーは、爆発的な強いエネルギーです。
 それは先ほど述べたとうり刃になります。 
ですが一方、自身を守るプロテクトにもなる。
 そして、何か目標達成するための行動力になります。


アレスが単体で恋人や娘など大切なものを守るために戦うと申しましたが、 
そういうことです。何か守るために戦うのです。


 自分と他者の境界線または防衛線を考えることが大切です。 
心の境界線を相手が跨いできたら、警告しましょう。 
「やめてください!」と。


私は国境として考えています。 どんなに仲のいい国(友人)でも無断で侵入してきたら、
戦争ものです。 


「やめてください!」という防衛本能は、身を守るための警告射撃です。
 一人一人その境界線許容範囲は違いますが、
 自身が暴走しないためにも、堪忍袋の尾が切れないためのも、
 自分で限界を設置しする必要があります。 



人は自分が大切にしているものや人や価値観を傷つけられた、蔑ろにされた、侮辱されたと思っとき怒りを感じます。 
 だから、その人が何に怒っているのかで、その人が大切にしているのかがわかるのです。 

 (一部抄訳)

  戦うためにはエネルギーが必要です。しかもそのエネルギーは瞬間に湧いてこないといけません。もたもたしてたら先に襲われてしまいます。
  だから、怒りは瞬時に湧いてくるようになっているのです。怒りは脅威から大切なものを守るエネルギーを瞬時に湧き上がらせてくれるものだからです。
  つまり、怒りはあなたとあなたの大切なものを守るためにあるのです。

 ( 一部引用:怒っていい!?<誰にも嫌われない><相手を傷つけない>怒り方 第2章 怒りの役割を知れば、怒るのも、怒られるのも、怖くなくなる より ) 

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